[メイン] GMアイシャ : 6/17(金)の20時くらいまで延期
[メイン] GMアイシャ : 再募集・皇
[メイン] GMアイシャ : 準備出来たかOCLO
[メイン] 血小板 : 教えます!
[メイン] 灰廻航一 : 教えるよ!
[メイン] Ally : 教えます
[メイン] 17号 : 教える
[メイン] ダークランス : 教える
[メイン] GMアイシャ : 出航だァ〜〜〜!
[メイン] ダークランス : 出航だァ~~~~~!!!
[メイン] 血小板 : 出航です~~~~~~~~~!!
[メイン] 17号 : 出航だな
[メイン] Ally : 出航、です
[メイン] 灰廻航一 : 出航!
[メイン] GMアイシャ :
[メイン] GMアイシャ :
[メイン] GMアイシャ : OP「UGN召集」 登場:全員
[メイン] 灰廻航一 : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+5[5] > 40
[メイン] Ally :
[メイン] 血小板 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+1[1] > 41
[メイン] ダークランス : 48+1d10 登場/リザレクト (48+1D10) > 48+5[5] > 53
[メイン] system : [ 血小板 ] 侵蝕率 : 40 → 41
[メイン] Ally : 1d10 (1D10) > 8
[メイン] 17号 : 41+1d10 登場っと (41+1D10) > 41+9[9] > 50
[メイン] system : [ ダークランス ] 侵蝕率 : 48 → 53
[雑談] system : [ 17号 ] 侵蝕率 : 41 → 50
[メイン] system : [ Project.Ally ] 侵蝕率 : 42 → 50
[メイン] GMアイシャ : 本部から来たUGNエージェントに任務で呼び出される。場所はK市外れの倉庫。
[メイン] UGNエージェント : 「来ましたか…皆さん」
[メイン] 灰廻航一 : 前傾姿勢で滑走し倉庫に現れ……
[メイン]
血小板 :
「おはよーございます!」
ぺこりとお行儀よく頭を下げ、元気な声を出す幼女。
[メイン] 灰廻航一 : 「本日も全力で任務に取り組む男!ザ・クロウラー!ただいま到着!!」
[メイン] ダークランス : 「おう、この通り準備万端だ」
[メイン] Ally : 「こんばんは、皆さん」
[メイン]
血小板 :
ふんわりとした明るい茶髪と、「血小板」と書かれた帽子を被った
幼稚園児相当の身長の女の子だ。
[メイン] 灰廻航一 : キリキリとした様子で……どこかしまらない顔をしたパーカー姿の少年が啖呵を切った
[メイン] Ally : ぴしり、制服を整えつつ軽く礼をする
[メイン] 血小板 : 「はい!皆さん時間ぴったりです!」
[メイン] 血小板 : えへへ!とAllyへ微笑む。
[メイン] UGNエージェント : 「遅刻しないのは良いことですね」
[メイン] 灰廻航一 : 「あ、よかった〜……割と急いでたんだよね」
[メイン] 17号 : 「支部ではなくこんなところに招集だなんて、何かあったのか?」
[メイン]
ダークランス :
「だな、それにこんな面子で、だ」
明らかにそこらの支部一個より戦力あるだろ この面々
[メイン] UGNエージェント : 「ええ…最近の惨殺死体事件のことは知ってますね?」
[メイン]
血小板 :
「大丈夫です!時刻ぴったりです!」
航一へニコリと笑いながら、17号の言葉に反応し
エージェントのお姉さんの方へ視線を。
[メイン]
Ally :
「惨殺、殺人事件」
カチリと音が鳴ると
[メイン] 灰廻航一 : 「……はい、くる途中でも噂になってました」
[メイン]
17号 :
へらりと笑いつつ、目を細めながらエージェントの方を向く
黒髪の少年のような、それでいて大人びた風貌の男
[メイン] Ally : 「記憶、あります…ラジオ聞きました」
[メイン]
血小板 :
「はい!……とってもヤな事件です
"人間さん"が傷ついて、私もとっても悲しいです……」
[メイン] 血小板 : しょんぼりとした表情になる。
[メイン] ダークランス : 「話題が出る、となるとそれが…レネゲイド案件だったってとこか?」
[メイン] 灰廻航一 : 「人間さん……ああ、そういえば。血小板さん達はRBなんでしたね」
[メイン]
17号 :
おや?
と、音が鳴ったAllyの方を一瞥
[メイン] 灰廻航一 : 「すごいなぁ……元の姿から変身してるなんて、ヒーローみたいだ」
[メイン] 血小板 : はい!と元気な声で航一へ返事をし。
[メイン] 灰廻航一 : キラキラした目でRB達を見ている
[メイン] UGNエージェント : 「そうですね…先ほどレネゲイド案件とR担が断定しUGNに調査を依頼して来ましたので皆さんにやって頂こうと呼んだのです」
[メイン] Ally : 「UGNの扱うのは、そう言う案件ですね?」
[メイン]
ダークランス :
「お、おう…?」
話を聞きつつ視線に困惑する
[メイン] Ally : 「死体、そういう痕跡が?」
[メイン]
17号 :
「珍しいか?」
と、航一の方を向き尋ねつつ
[メイン]
血小板 :
「え、えへへ!ヒーローですか?
でもでも!あのねあのね!ザ・グロウラーさん!」
[メイン] 灰廻航一 : 「うちの地元だと、普通の人が変わることが多いからRBさんには滅多に……」
[メイン] UGNエージェント : 「はい……K市で頭から股まで真っ二つの変死体が三体。今はまだ殺害方法不明ですね」
[メイン] 灰廻航一 : 「ん、はい?」
[メイン]
17号 :
「おっと、そう言うことならオレ達の出番だな」
[メイン]
血小板 :
「"ヒーロー"……つまり、人助けをするという点では!
ザ・グロウサーさんも!"ヒーロー"だと思います!」
[メイン] ダークランス : 「…連続殺人事件ってんなら、武闘派が集まる訳だな」
[メイン]
Ally :
「真っ二つ…」
不思議そうに首を傾げ
[メイン] 血小板 : そして17号のセリフにこくりと頷く。
[メイン] 灰廻航一 : 「ヒーロー……」
[メイン] Ally : 「わかりました、仕事、承諾です」
[メイン]
17号 :
おそらく、レネゲイドの痕跡が出ているのだろう
つまり、警察所属のR担ではなく非日常側である自分達の仕事だと
[メイン]
血小板 :
「うぅぅ……やっぱり、とってもヤな事件です!」
真っ二つに割かれた人間さんを想像したようで、表情が少し歪んでいる。
[メイン] 灰廻航一 : 「(後で、僕はヴィジランテっていうヒーロー未満だってきちんと説明しなきゃな……)」
[メイン] UGNエージェント : 「私達も他の区域のFHの対処で手が空いて無いので…すみません」
[メイン] 17号 : 「それで、伝えるべき要件事項とかはあるかな?」
[メイン]
血小板 :
「はーい!大丈夫です!
ここから先は、私達にお任せください!」
[メイン] ダークランス : 「良いさ、あまり関係者が増えても感づかれるかもしれない…まあ知性がまだ残ってるかも分からんが」
[メイン] 灰廻航一 : 「後、任務の目標? とか……でしょうか」
[メイン] UGNエージェント : 「推定ジャームの可能性があるので拘束をして欲しいのですが…難しいようなら…」
[メイン] 灰廻航一 : 何度か読み返したマニュアル通りの確認手順を行いながら、任務の展望を整えようとする
[メイン] ダークランス : 「…ま、そうなるわな」
[メイン]
Ally :
「"解決"、確認です」
パチン、スイッチ音
[メイン] UGNエージェント : 「対処はそちらに一任します」
[メイン] Ally : 彼女の持つ杖の先に、"任務中"の表示
[メイン]
血小板 :
仕事モードに切り替えたであろうAllyの杖を横目で見て
おぉ~!と感嘆の声が漏れる。
[メイン] 灰廻航一 : 「……わかりました」
[メイン] ダークランス : 「まあなるべく殺さないようには、動くさ」
[メイン] 灰廻航一 : 「でも、できるだけ和やかに収める為に頑張らせてもらいます!」
[メイン] UGNエージェント : 「現場の警察にはもう言伝は行ってるので大丈夫です」
[メイン]
17号 :
「了解した。オレからは以上だ」
と、一礼して
各々に、他に尋ねることはあるかと視線を送る
[メイン] 血小板 : はい!とダークランスに同調するように返事をし。
[メイン] 血小板 : 「ジャームでも、"人間さん"は"人間さん"です!」
[メイン] Ally : 「はい、危ないこと、望ましくない」
[メイン] UGNエージェント : 「そうですね」
[メイン] 灰廻航一 : 「平和のために一所懸命な男!ザ・クロウラー!!早速探索に出発します!」
[メイン] Ally : 「UGNの基本、見ました」
[メイン] 血小板 : 例え体が異形化し、化物となったとしても。
[メイン]
血小板 :
人は、人だ。
オーヴァードとは、そしてジャームとは、"病人"なのだ。
[メイン] 灰廻航一 : 前傾姿勢から二足歩行の姿勢に戻ると、言動の勢いのまま倉庫から飛び出していく
[メイン] ダークランス : 「おっ良い事言うな、あー…プレイトレット…さん?で良いか?」
[メイン]
ダークランス :
「え、ちょ!?うおっ!?」
飛び出してくのを避けて
[メイン]
血小板 :
「はい!今日はよろしくお願いします!ダークランスさん!
ではでは!早速現場に……わぁっ!?」
[メイン] Ally : 「…元気、ですね?」
[メイン] Ally : 「集団行動、大事です」
[メイン] 血小板 : 颯爽と飛び出して行った航一の風圧に、スカートを抑えつつ。
[メイン] Ally : かつかつ、後を追って退室
[メイン] UGNエージェント : 「元気な方ですね」
[メイン] ダークランス : 「あ、あ~…」
[メイン]
血小板 :
「で、でもでも!早く解決しなくちゃなのはホントーです!
ダークランスさん!私達も早く行きましょー!」
[メイン] ダークランス : 「俺からも、質問とかも無い、ぞ…だから、行動開始で良いか…?皆…?」
[メイン]
血小板 :
ピッピーッ!とホイッスルを鳴らしながら
ダークランスの言葉に頷き。
[メイン] ダークランス : 「一応ほら、17号さんが何かあるかって感じの態度だったから…な?話を散らばらせるよりは終わらせた方が…って」
[メイン]
17号 :
「もう3人しかいないけどな」
笑みを浮かべつつ、補足して
[メイン] 血小板 : 「そーです!なので早く行きましょー!」
[メイン] 血小板 : ぐいぐい!とダークランスの服を引っ張る。
[メイン] UGNエージェント : 「ではお気を付けて」
[メイン]
ダークランス :
「あーあー悪い悪い…ハハ…じゃ、行くとするか…」
催促されるに任せて歩きだす
[メイン] 血小板 : そうして─────"日常"から、"非日常"へ乗り出すのであった。
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] 灰廻航一 : シーン名「余裕のない男!ザ・クロウラー!!と余裕のある二人」登場:自由
[メイン] Ally : 1d10 (1D10) > 7
[メイン] 灰廻航一 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+4[4] > 44
[メイン] system : [ Project.Ally ] 侵蝕率 : 50 → 57
[メイン] 17号 : 50+1d10 余裕のよっちゃん (50+1D10) > 50+4[4] > 54
[メイン] system : [ 灰廻航一 ] 侵蝕率 : 40 → 44
[雑談] system : [ 17号 ] 侵蝕率 : 50 → 54
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 : ザ・クロウラー……事、コーイチは焦っていた
[メイン2] system : [ ダークランス ] 侵蝕率 : 53 → 57
[メイン] 灰廻航一 : もしかしたら、今も犠牲者が出てしまっているかもしれない
[メイン] 灰廻航一 : 犯人がさらに罪を重ね、より多くの人が悲しむ結果を招いてしまうかもしれない
[メイン]
灰廻航一 :
しまりのない顔を引き締め
全力で、慌ただしくも捜査を続けていた
[メイン] Ally :
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 : 情報:web 犯人 難易度8
[メイン] 灰廻航一 : 1dx+2 (1DX10+2) > 8[8]+2 > 10
[メイン] GMアイシャ : !
[メイン]
GMアイシャ :
◆犯人 難易度8
十中八九オーヴァード。
シンドロームは不明だが、傷口から鋭利な白兵武器を所持している可能性が高い。
装甲を無視する類の攻撃ではなく、防具が有効そうである。
[メイン] Ally : 次、行方不明、振りますね
[メイン] GMアイシャ : 来い
[メイン] Ally : 1dx+1>=5 (1DX10+1>=5) > 9[9]+1 > 10 > 成功
[メイン]
GMアイシャ :
◆行方不明者 難易度5
名前はサバキ、9歳、顔写真あり。
二人目の被害者の娘で、事件から今に至るまで行方不明である。
関係各所によれば、無表情で体中に痣が有る気味の悪い子供だったという。
[メイン]
17号 :
事件について情報UGNで
コネ使用
[メイン] 17号 : (1+2)dx10+1>=4 (3DX10+1>=4) > 10[7,8,10]+10[10]+5[5]+1 > 26 > 成功
[メイン]
GMアイシャ :
◆事件 難易度4
歩いていた通行人が突如斬殺死体となって地面に転がっている事件。
周囲の人間は誰一人犯行を目撃していなかった。
ワーディングで周囲含めて無力化すれば犯行は容易である。
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] Ally : 「はい、はーい」
[メイン] Ally : 良く通る、心地のいい声が街に響く
[メイン] Ally : 先に出て行った彼に向けて
[メイン] Ally : 「待って、くださーい」
[メイン] 灰廻航一 : 「あ、えーっと……!Allyさん!」
[メイン] Ally : 「はい、Allyです」
[メイン] Ally : 「お仕事、集団行動、です」
[メイン] Ally : 「先に出るの、良くないです」
[メイン]
灰廻航一 :
「情報!犯人の情報が少しわかりました!」
慌ただしく急ぎながら、情報を共有して──
[メイン] 灰廻航一 : 「…う、うぐ。確かにマニュアルにもそういう事が」
[メイン] Ally : 「はい」
[メイン] Ally : 「反省、良し、です」
[メイン] 灰廻航一 : 「(……一応年下っぽい子に慰められてるのは、流石にカッコ悪いなぁ)」
[メイン] 17号 : 「よお、調子はどうだ?」
[メイン] Ally : 「調子、良さそう、です」
[メイン] 17号 : 航一の背後から、その様子を見てニヤリと笑いながら
[メイン]
Ally :
「私も、情報あります」
カチリ、また鳴る
[メイン] 灰廻航一 : 「わっ…!?いつからいたんですか!?」
[メイン] 灰廻航一 : 旋回しながら驚いたせいで、大きく転倒する
[メイン] Ally : 「あら、あぶない」
[メイン] 17号 : 「割と後の方だけどな」
[メイン] 17号 : 手を差し伸べながら、返答する
[メイン] 灰廻航一 : 「す、すみません。さっきから慌ただしくって……」
[メイン] 灰廻航一 : 手を借りて立ちあがろうとする
[メイン] Ally : 「慌てる、効率落ちます、めっ」
[メイン] Ally : ぴっと、指を立てて
[メイン] 17号 : 「おっ、わかってるじゃないか」
[メイン] 17号 : Allyの発言に肯定を行う
[メイン] Ally : 「歌も、仕事も、リラックス」
[メイン] 17号 : 「もう少しゆとりを持とうぜ?」
[メイン]
Ally :
「です」
こくり、頷き
[メイン] 灰廻航一 : 「本当にすみません……事件のこと聞いてからどうしても慌てちゃって」
[メイン]
灰廻航一 :
反省の念を顔に滲ませつつ
まだ、焦りを拭い切れてはいないようだ
[メイン] Ally : 「うん?うん…」
[メイン] Ally : 「気持ちは…」
[メイン] Ally : カチ、カチ、何度か鳴ってから
[メイン] Ally : 「わかった気がします、でも」
[メイン] Ally : 「ダメです、余裕、大事です」
[メイン] 17号 : 「いやいや、そうなるのも無理はないからな」
[メイン] 灰廻航一 : 「もっと上手くやらないといけないのに……ダメだなぁ、僕は」
[メイン]
17号 :
「新人だろ?」
クロウラーの方を向き、微笑を浮かべつつ
[メイン] 灰廻航一 : 「……はい。少し前にも似たような失敗しちゃって」
[メイン]
Ally :
「…失敗、新人…」
[メイン] 17号 : この場合の新人とは、場数慣れ以外も含むのだが
[メイン] 17号 : へぇ、と目を細めながら
[メイン] Ally : 「だとしたら、次は落ち着く、いいと思いますよ」
[メイン] Ally : 「失敗、思い出して、整理しましょう」
[メイン]
17号 :
「その通りだ」
と、頷きつつ情報は端末に共有する
[メイン] Ally : 「あ、情報…共有ですね」
[メイン]
灰廻航一 :
「……確かに、そうですね」
「これ以上失敗してると、僕の目標は遠ざかるばっかりです」
[メイン] Ally : 瞼をパチリ、一瞬光って
[メイン] 17号 : 「で、今回殺人事件が起きてるのは確かだが」
[メイン] 灰廻航一 : 「は、はい」
[メイン] Ally : 「ですね」
[メイン]
17号 :
「どうする?」
[メイン] 灰廻航一 : 「え、えーっと。まずは見つけて、それから、それから!」
[メイン] 17号 : 「それから?」
[メイン] 灰廻航一 : 「とにかく一旦人から引き剥がして話を聞きます!犯人は人に近づかないと殺人ができませんから!」
[メイン]
17号 :
次の発言を待つように、視線を送って
暗に『落ち着いて話せ』と、ジェスチャーをしつつ
[メイン] 17号 : 「はは、成る程」
[メイン]
Ally :
「理にかなってます、です」
こくり
[メイン] 灰廻航一 : 視線に気づき、ヒートアップしない様自分を宥めつつ…
[メイン]
灰廻航一 :
「話を聞いて、それから……」
やはり”凍結“せざるをえないのだろう
[メイン]
灰廻航一 :
推定でジャーム、そうでなくても既に殺人を犯したオーヴァード……ともなれば
確率は高い事を察しつつ…
[メイン] 17号 : 濁った言葉に目を細めつつ
[メイン] Ally : 「……捕まえる、最優先目標、ですね?」
[メイン]
灰廻航一 :
「……はい。後は、まだわかりませんが。殺人を止めてもらい、連行します」
[メイン] 灰廻航一 : それでも、”殺人“は止めなければならない
[メイン]
17号 :
「君も彼と方針は同じかな?」
Allyに視線を送る
[メイン] 灰廻航一 : 命を奪い、人を傷つける行為を止める為に全力を尽くしてきた多くのヒーローに応える為にも
[メイン]
Ally :
「方針、は…」
ぱちん、少し小さく鳴って
[メイン] Ally : 「多分、同じ、違います」
[メイン] Ally : 「捕まえる、までしか、設定してません」
[メイン] Ally : 「その先は、考慮できません、まだ」
[メイン] 17号 : 「はは、まだ何もわからないからな」
[メイン] Ally : 「です」
[メイン] Ally : 「だから、決めるのは、できません」
[メイン] Ally : 「初めて聞く歌、歌詞、メロディ、読めません、から」
[メイン] 17号 : 「面白い例えじゃないか」
[メイン]
Ally :
「……それは、良い事?ですね」
カチカチ、鳴った後
[メイン] Ally : 「兎も角、捕まえる、ですよね?」
[メイン] 灰廻航一 : 「……そうですね、まずは、この事件を止めないと!」
[メイン]
17号 :
「ま、資料を読んでも君がRBである事までしかわからなかったからな。理解に一歩前進したわけだ」
笑みを浮かべつつ
[メイン]
Ally :
「それは…良い事です、はい」
笑みと、或いは困ったような顔を浮かべて
[メイン]
17号 :
「つまりはそう言うことさ」
Ally、続けて航一の方を向いて
[メイン] 灰廻航一 : 「え…?」
[メイン] 17号 : 「おいおい、先程言葉に詰まっていただろ?」
[メイン] 17号 : 「いらない想定をして、な?」
[メイン] 灰廻航一 : 「……はい、少し思考が先走って他と思います」
[メイン] Ally : 「……焦るの、先に行くの、ダメ、です」
[メイン] Ally : 「わかったこと、良い事です」
[メイン] 17号 : にやりと、再び笑みを浮かべて
[メイン] 17号 : 「そう言うわけで」
[メイン] 17号 : 「向こうが1段落するまで、ゆっくりと腰を落ち着かせようか」
[メイン] 灰廻航一 : 「はい!」
[メイン] 17号 : 「ちょうどこの近辺にいい喫茶店があるんだ、紹介してやるよ」
[メイン] Ally : 「喫茶…お洒落、話し合い、的確ですね」
[メイン] Ally : 「一緒、集団行動です」
[メイン]
17号 :
へらり、と
余裕すら含めて、再び口角を上げた
[メイン] 17号 :
[メイン] 17号 :
[メイン] GMアイシャ : トリガー「男と少女」 登場:任意
[メイン] Ally : 1d10 (1D10) > 5
[メイン] system : [ Project.Ally ] 侵蝕率 : 57 → 62
[メイン] 灰廻航一 : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+10[10] > 54
[メイン] ダークランス : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+7[7] > 64
[メイン] 血小板 : 43+1d10 登場/リザレクト (43+1D10) > 43+6[6] > 49
[メイン] system : [ ダークランス ] 侵蝕率 : 57 → 64
[メイン] system : [ ダークランス ] 侵蝕率d : 0 → 1
[メイン] system : [ 血小板 ] 侵蝕率 : 43 → 49
[メイン] 17号 : 54+1d10 出るか (54+1D10) > 54+8[8] > 62
[雑談] system : [ 17号 ] 侵蝕率 : 54 → 62
[メイン] GMアイシャ :
[メイン] GMアイシャ : 突如K市で《ワーディング》を感じて急行する面々
[メイン]
灰廻航一 :
前傾姿勢のまま、勢いをつけ滑空し
威圧感を感じる程の特殊物質の散布……《ワーディング》の元へと駆けつける
[メイン] 灰廻航一 : 今回は反省を活かし、仲間との距離は保っているが……それでも若干の勇み足は歪めない
[メイン]
ダークランス :
「っと!」
横道から合流してくる
滑空の音を《蝙蝠の耳》で聞いてルートをあわせた
[メイン] 灰廻航一 : 「ダークランスさん!」
[メイン]
ダークランス :
「かち合うな!?残りの面子は……!」
くっそ!あんな約束しといて俺一人ではぐれちまったか…!
[メイン] ダークランス : 「仕方ねえ!先にワーディング箇所まで急行するぞ!全員合流してくるのは聴こえてる!犯人をそこから逃さないようにするぞ!」
[メイン] 灰廻航一 : 「了解!連絡を入れて、僕たちでいきましょう!」
[メイン] 灰廻航一 : 端末に手を伸ばし、端的に後発の仲間に情報を飛ばすと 更に速度を上げて現場へと向かっていく
[メイン] 謎の男 : 現場では血濡れた刀を持つ男性がチャラ男の身体を真っ二つにしていた。
[メイン] サバキ : その傍で行方不明者の少女サバキがチャラ男の死体を面白そうに覗き込んでいる。
[メイン] 灰廻航一 : 「……!」
[メイン]
ダークランス :
「…ッ!」
舌打ちを鳴らす
[メイン] 灰廻航一 : 《レスキューアクション》
[メイン] 謎の男 : 「!」
[メイン] 灰廻航一 : 犯人をサバキから引き剥がす為、低姿勢から跳び上がり、三次元軌道で間に割って入ろうとする
[メイン] 謎の男 : 「まさか…サバキ以外に動ける人間がいたとは…」
[メイン] 謎の男 : その行動を妨害するように間にはいる
[メイン]
ダークランス :
「…あ?」
こいつレネゲイドの事を知らないのか…?
[メイン] 灰廻航一 : 「……少し不謹慎だけど、名前を名乗らせてもらいます」
[メイン] 灰廻航一 : 壁に張り付いた姿勢のまま
[メイン] 灰廻航一 : 「殺人を止める為ここにやってきた男、ザ・クロウラー」
[メイン] 謎の男 : 「?」
[メイン] サバキ : 「?」
[メイン] 灰廻航一 : 「……え?」
[メイン] サバキ : 「何ですか…この人は」
[メイン] ダークランス : 「…こりゃ、完全に何も知らない奴ら、だな」
[メイン] 謎の男 : 「お前達は“正義“か?」
[メイン] 灰廻航一 : 「?」
[メイン] 灰廻航一 : 今度は、コーイチが疑問符を浮かべた
[メイン] 謎の男 : 「“正義“なら邪魔をするな」
[メイン] ダークランス : 「互いに会話が一方通行じゃねえか…」
[メイン] 灰廻航一 : 正義という質問は、あまりに抽象的だ
[メイン] ダークランス : 「俺が乗ってやるよ、少なくとも」
[メイン] ダークランス : 「俺は正義では無いな、俺はな」
[メイン] 灰廻航一 : 「……何を邪魔してはいけないのか、今の僕にはわかりません。教えていただけますか?」
[メイン] 謎の男 : 「“悪“ならこの場で正義執行する」
[メイン] 灰廻航一 : 時間稼ぎの目的も兼ね、質問をする
[メイン] サバキ : 「“たけまさくん“…この人達おかしいよ…」
[メイン]
ダークランス :
「俺が答えたんだから、彼の質問に今度は答えてほしいんだがな」
オッケー 時間稼ぎな
[メイン] たけまさくん : 「“正義“を執行してるだけだ」
[メイン] 灰廻航一 : 「”正義“……って、具体的には何をしているんでしょうか……?すみません、質問ばかりで」
[メイン] 灰廻航一 : 結果は見えている、答えならそこで真っ二つになって転がっている
[メイン] サバキ : 「そうよ!“悪“は根絶やしにしなきゃ!」
[メイン] 灰廻航一 : だが、それでも……知らなくてはいけない
[メイン]
たけまさくん :
「この人物は“麻薬シンジケートの売人“だから執行したに過ぎん」
チャラ男の死体を一瞥し
[メイン] 灰廻航一 : 「……何も、殺さなくても。証拠があるなら、警察に引き渡せば」
[メイン] サバキ : 「そうよ!麻薬を売り捌いて被害者を増やしてた!」
[メイン] たけまさくん : 「その警察と密な関係だとしたら?」
[メイン] 灰廻航一 : 声が震える
[メイン] たけまさくん : 「俺は“正義“だから執行する」
[メイン]
ダークランス :
「俺としても同情しない、確かに死んで同然の奴だな」
すらりと言い切ってのけた
[メイン] たけまさくん : 「!」
[メイン] 灰廻航一 : 「……そう、ですか」
[メイン]
たけまさくん :
「お前も“正義“だな」
ダークランスの方に向き
[メイン] ダークランス : 「違う」
[メイン] たけまさくん : 「!」
[メイン] ダークランス : 「お前『も』正義じゃない」
[メイン] ダークランス : 「それだけだよ」
[メイン] たけまさくん : 「“正義“だ」
[メイン]
ダークランス :
「そうか」
…さて、そろそろ俺の口で何とかするのも限界だが…
[メイン] 灰廻航一 : 「人殺しは、“悪い事”です」
[メイン] たけまさくん : 「この世に“絶対の正義“の番人が必要なのだ」
[メイン] 灰廻航一 : ポケットの中の端末のスイッチを押す
[メイン] 灰廻航一 : 簡単な電子音が鳴り…
[メイン] 灰廻航一 : 合図が完了した
[メイン] たけまさくん : 「!?」
[メイン]
ダークランス :
「………」
そんな機能あったんだな
[メイン] 灰廻航一 : 「あなたを捕まえます」
[メイン] 灰廻航一 : 「僕達が」
[メイン] たけまさくん : 「“俺達“は捕えられない」
[メイン] Ally : パチン、拍手の音が一拍
[メイン]
血小板 :
さらに、ホイッスルの音が聞こえる。
明るい茶髪のふんわりとした長髪の少女が現れ
そして─────真っ二つになった男のもとへと駆け寄る。
[メイン] Ally : 《影絵芝居》で、ステージ設営の要領で
[メイン] Ally : どくん、辺りの路地を塞いで
[メイン] Ally : 「…現行犯、逮捕、です」
[メイン]
血小板 :
「う、うぅぅ……駆けつけるのが遅くなってごめんなさい……ごめんなさい……」
ずるずる、と、男の死体を引きずり、今にも戦闘が始まらんとする場から
魂の失うも、されど生を繕ってきた肉体を横の方へと下げる。
[メイン] 17号 : ぱんぱんと、手を叩きながら
[メイン] 灰廻航一 : 痛ましげに血小板と遺体を見送りつつ、飛びかかるような姿勢を取り、力を込める
[メイン]
ダークランス :
「………すまん」
寄り添うそれを見て
[メイン]
たけまさくん :
「お前達も“正義“か?」
増援に来た3人を見て
[メイン] 17号 : 「全く、市街地でのワーディングは勘弁してくれ」
[メイン] 17号 : 「やる事が増えるだろ」
[メイン] 血小板 : ダークランスの方を見て、悲しげな表情ながらも、こくりと頷く。
[メイン] 血小板 : そして、殺人鬼をじっと見て、対峙する。
[メイン] Ally : 「正義…?」
[メイン] 17号 : へらりと笑いつつ、一同を見る
[メイン] Ally : 「違う、私、多分、ええと」
[メイン] Ally : 「司法?社会?…多分、そういうのです」
[メイン] 灰廻航一 : 「……彼は、“絶対正義の番人”だそうです」
[メイン] たけまさくん : 「“正義“なら邪魔をするな」
[メイン] 血小板 : 「………」
[メイン] Ally : 「邪魔、じゃないです」
[メイン] 17号 : ワーディングによる処理を済ませたが故に、少し遅れたのだが
[メイン] Ally : 「"お仕事"です」
[メイン] たけまさくん : 「なら仕方ないか…“悪“は裁く」
[メイン] 17号 : 「あー…なんだ」
[メイン]
17号 :
「お前はそれが正しいと思って、このように裁きを下しているわけだな?」
真っ二つの死体を眺めつつ、尋ねる
[メイン] たけまさくん : 「そうだ」
[メイン] 血小板 : 即答する男に、眉を顰める。
[メイン] 17号 : 目を細めつつ
[メイン] 17号 : 「死刑にまですることか?それも、一個人が」
[メイン]
Ally :
「…」
カチリ、カチリ、首を傾げて
[メイン] たけまさくん : 「法で裁けないなら“俺“が裁く」
[メイン] Ally : 「…誰か頼んだん、ですか?」
[メイン] 17号 : 「なるほど、な」
[メイン] 17号 : 「あー、まあなんだ」
[メイン] たけまさくん : 「それに奴は警察と密な関係がある」
[メイン] 17号 : 「こんなところで集まるより、もう少し他に広々とした所で話し合おうぜ?」
[メイン] たけまさくん : 「良くて軽い罪でのうのうと社会に復帰するから俺が裁く」
[メイン] 灰廻航一 : 「そうですね、ここで戦うと“罪”のない人が犠牲になりますよ」
[メイン] 17号 : にやり、と笑って
[メイン] たけまさくん : 「そうだな」
[メイン]
血小板 :
「─────はい、"人間さん"」
男をじっと見つめ。
[メイン] 血小板 : 「私は……私の"正義"は」
[メイン] 血小板 : 「救命です」
[メイン]
17号 :
「そこの君もどうかな?立ちっぱなしで話しをするのもしんどいだろ?」
と、小さな少女の方を向いて話しかける
[メイン] 血小板 : こくりと17号に頷き、口を閉じる。
[メイン] サバキ : 「たけまさくん…」
[メイン] たけまさくん : 「……」
[メイン]
灰廻航一 :
あの、異常な雰囲気を見に纏う男に対して
17号さんも血小板ちゃんも真っ当に対応している
[メイン] 灰廻航一 : これが、本職のエージェントかぁ……やっぱり違うんだな
[メイン] サバキ : ppp…とサバキの携帯がなる
[メイン] サバキ : 「!」
[メイン]
血小板 :
"救命"。それは弱き者、大きな力に虐げられし者を救うだけじゃない。
─────本来、得てはならない力を得てしまったがゆえに
人生が狂ってしまった"病人"も、その命を救う。
[メイン] サバキ : 「“次のターゲット“が動くみたい!」
[メイン] たけまさくん : 「!」
[メイン] 灰廻航一 : 電話の音声を聞き取れず苦い顔をした後、咄嗟にダークランスに視線を向ける
[メイン] Ally : 「…!」
[メイン] 灰廻航一 : 「き、聞こえましたか!?」
[メイン]
たけまさくん :
「っ!」
「ここでの正義執行は終わりだ」
[メイン] たけまさくん : 「“正義“なら俺達を止めるな」
[メイン]
17号 :
「つれないな」
わざとらしく肩を竦めながら
[メイン]
灰廻航一 :
拒絶を突きつける、血濡れの刃に向け
真っ向から、言葉を返す
[メイン] Ally : 目を瞑り、集音
[メイン] 灰廻航一 : 「ごめんなさい、そうはできません」
[メイン]
ダークランス :
「…ッ」
ダメだ 聞き取れなかった 取り敢えず動くか…!?
[メイン] Ally : "初めて聞く歌の歌詞はわからない"けど
[メイン] Ally : 聞いた曲なら、再現できる
[メイン] 灰廻航一 : 「守る事が、僕達の使命なんです」
[メイン] Ally : 《空の楽器》で、仲間全員の耳元で聞いたものを再現し
[メイン] 血小板 : 「……!!」
[メイン]
Ally :
「…」
口に指を当てて、落ち着くように
[メイン]
GMアイシャ :
次のターゲットは政府関係の議員のようだ
[メイン] 血小板 : 目を大きく見開くも、その動作にこくりと頷く。
[メイン]
灰廻航一 :
雄々しくなどなかった
強き声などでもなかった
[メイン]
ダークランス :
「…助かった!」
ドジってばっかだな今回!
[メイン] 灰廻航一 : それでも、自分が抱いた正義を曲げず言葉に乗せて現出した
[メイン] Ally : 「…止めましょう、はい」
[メイン] Ally : こくり、それはすべき事だと定義して
[メイン] 血小板 : 同調するように頷く。
[メイン] ダークランス : 「…一先ず、お前達の正義は、そこの彼の…あー…」
[メイン] ダークランス : 「彼らの正義が、止める」
[メイン] ダークランス : 「それで良いな?」
[メイン] たけまさくん : 「なら仕方ない…お前達は“悪“だ」
[メイン] Ally : 「………正義、悪、どっちでもいいです」
[メイン] Ally : 「でも、貴方のすること、犯罪です」
[メイン] たけまさくん : 「次のターゲットはお前達だ」
[メイン] Ally : 「忘れないで、ください」
[メイン] 血小板 : 両手を広げる。
[メイン] 灰廻航一 : 「……僕だけでいいなら、いつでも来てください」
[メイン]
たけまさくん :
「俺達は“正義“だ」
【???】で二人がシーンから退場する
[メイン]
血小板 :
「皆さんは、絶対に傷つけさせません!
それに……あなたも、あなたの抱く心の痛みも
─────私は……!」
強く睨む。
[メイン]
灰廻航一 :
それで、誰かが傷つかないで済むのなら
喜んで僕が前に出る
[メイン] サバキ : 去り際にサバキが「またね!」と笑顔で手を振る
[メイン] 灰廻航一 : 強く決意をしながら、何処かへ消えていく正義を睨み……
[メイン] 17号 : 「おっと、またな」
[メイン] 灰廻航一 : 少し、気を抜いて。手を振り返した
[メイン]
Ally :
「………また、会います」
それが、仕事ですから
[メイン]
ダークランス :
「お、おう!?」
咄嗟に手を振る
[メイン]
血小板 :
「うぇっ!?あ、はい!」
同じように手を振る。
[メイン] 17号 : 「ま、一旦落ち着ける場所に戻ったほうがいいな」
[メイン] Ally : 「です」
[メイン] Ally : 「遺体、UGN、管轄でしょう」
[メイン] ダークランス : 「…おう」
[メイン] 血小板 : こくりと頷く。
[メイン] 灰廻航一 : 「……そうですね」
[メイン] Ally : 《影絵芝居》で血飛沫などを覆い隠しつつ
[メイン] Ally : 「いったん移動、ですね」
[メイン] 灰廻航一 : 遺体の近くまで歩き、影の中に眠る遺体を見つめ
[メイン] Ally : 《空の楽器》で、騒ぎの声を雑多に再生し、周りの野次馬のこちらに来ない様に
[メイン] 灰廻航一 : 「……ごめんなさい」
[メイン] ダークランス :
[メイン] Ally : 「そういうのも、ここより」
[メイン] Ally : 「戻った場所、適格です」
[メイン] Ally : 帽子をくい、と深く被り
[メイン] 灰廻航一 : 遺体の開いた目を、せめて眠れるように閉じさせると……
[メイン] Ally : 野次馬にバレないよう影の中を通っていく
[メイン] 灰廻航一 : 「はい、その通りです」
[メイン] 灰廻航一 : ポケットに手を入れると、そのまま一般人に紛れて姿を消す
[メイン] Ally : 影の芝居で、幕を下ろして
[メイン] Ally : サクラの声援も、その内止んで
[メイン] Ally : 役者は不完全燃焼、でしょうけど
[メイン] Ally : はい、こうして
[メイン] Ally : 偽物の日常は、今日の事件も
[メイン] Ally : 隠してくれるのでした、ちゃん、ちゃん
[メイン] Ally :
[メイン] Ally :
[メイン] ダークランス : middle:『誰が為の…何だろうな』登場:任意
[メイン] ダークランス : 64+1d10 登場/リザレクト (64+1D10) > 64+3[3] > 67
[メイン] system : [ ダークランス ] 侵蝕率 : 64 → 67
[メイン] 灰廻航一 : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+9[9] > 63
[メイン] ダークランス : 情報:たけまさくん 難易度8 情報UGN
[メイン] GMアイシャ : 来い
[メイン] ダークランス : (1+1)dx+1>=8 (2DX10+1>=8) > 4[2,4]+1 > 5 > 失敗
[メイン] ダークランス : 🌈
[メイン] GMアイシャ : 🌈
[メイン] 灰廻航一 : ダークランスさんの仇を討つ男!ザ・クロウラー!!
[メイン] 灰廻航一 : 情報web!
[メイン] GMアイシャ : 来い
[メイン] 灰廻航一 : 2dx+2 (2DX10+2) > 6[5,6]+2 > 8
[メイン] GMアイシャ : !
[メイン] ダークランス : !!!
[メイン] GMアイシャ : よくやった!
[メイン]
GMアイシャ :
◆たけまさくん 難易度8
本名は御堂 タケマサ(ミドウ・タケマサ)、28歳。所属不明。
かつて殺人事件で妻と息子を殺されている。
犯人は捕まっておらず、悪人に対する態度はそこから来ていると見ていい。
オーヴァードとしてどういう状態か、これ以上調べるには直接会う必要がある。
顔と名前から住所を特定できたため、いつでも会いに行ける。
[メイン] ダークランス :
[メイン]
ダークランス :
「ああうん、俺も殺すなこれは」
素直に頷いた
[メイン]
ダークランス :
情報共有 あの…たけまさくん そいつの話を
聞いての 何のためらいも無い発言だった
[メイン]
灰廻航一 :
「……ですよね」
少し、苦い顔をしつつほんの少し同感を示す
[メイン] 灰廻航一 : 「僕は、悲しくて、悲しくて。仕方なくて。泣くしかできないだろうけど……」
[メイン] 灰廻航一 : 「こうなる事は、おかしくはない」
[メイン] ダークランス : 「ただまあ、何の擁護にもならんが…その後も殺し続けるのは違うと思う」
[メイン] ダークランス : 「まあ俺は肉親を害した奴は殺す、それは絶対だ、だがそれを起点に無関係な悪人にも手を出し始めるのは…違うんじゃないか?」
[メイン] 灰廻航一 : 「はい、その通りです」
[メイン] 灰廻航一 : 「……彼が、悪を憎むのも、絶対を欲しがるのも理解はできます」
[メイン] 灰廻航一 : なぜかと言えば……自分も過去に憎み求めた事がある
[メイン]
灰廻航一 :
誰も救われない理不尽を、犠牲を出さねば維持されない平穏を
誰も救えない自分自身を
[メイン] 灰廻航一 : その全てを壊す力を
[メイン] 灰廻航一 : 今でも、求めている事はある
[メイン] 灰廻航一 : 「……それでも、彼を止めないと」
[メイン] ダークランス : 「ああ、止めるさ」
[メイン] ダークランス : 「大切な物の為に手を汚せる奴を、これ以上」
[メイン] ダークランス : 「悪人にしちゃ行けない」
[メイン] 灰廻航一 : 「…ええ!」
[メイン] 灰廻航一 : 立ち上がり、少し躊躇いつつダークランスに手を伸ばす
[メイン] 灰廻航一 : 「僕達は、今日あったばっかりで、多分目指してる場所は違うと思うけど……」
[メイン] 灰廻航一 : 「みんなを守る為に、一緒に頑張ろう!」
[メイン]
ダークランス :
「おっそういうの俺は大好きだぞ!」
堂々とその対の手を差し出して
[メイン]
ダークランス :
「改めて、よろしくな!」
力強く 手を握った
[メイン] 灰廻航一 : 「……っ! はい!!」
[メイン]
灰廻航一 :
できる限りの力で、手を握り返した
この繋いだ手の中にこそ、みんなが守る力が宿ると信じて
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] GMアイシャ : middle:「誰のための“サバキ“」 登場:任意
[メイン] 血小板 : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+10[10] > 69
[メイン] system : [ 血小板 ] 侵蝕率 : 59 → 69
[メイン] system : [ 血小板 ] 侵蝕率B : 0 → 1
[メイン] Ally : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] system : [ Project.Ally ] 侵蝕率 : 68 → 71
[メイン] GMアイシャ :
[メイン] サバキ : サバキは買い物帰りの途中…何者かに付けられてるのに気がついた
[メイン]
血小板 :
こそこそと隠れて付ける、などということはしない。
堂々と、サバキという名の少女と立ち合う。
[メイン] 血小板 : そしてぺこりと頭を下げる。
[メイン] サバキ : 「あれ…また会ったね」
[メイン] 血小板 : 「先程ぶりです!私は、"血小板"って言います!」
[メイン] Ally : カツカツ、血小板の後ろから
[メイン] Ally : 「私は、Ally、です」
[メイン] サバキ : 「そういえば名乗ってなかったね…私はサバキ」
[メイン]
血小板 :
敵対意思は─────一切見せない。
柔らかな表情で微笑み。
[メイン] Ally : 「はい、サバキちゃん、です」
[メイン] 血小板 : 「はい!サバキさんですね!」
[メイン] 血小板 : ちょうど声が被る。
[メイン] Ally : 「確認、いいです?」
[メイン] サバキ : 敵意は感じないからリラックスしている
[メイン] Ally : 「やってること、とかでなく」
[メイン] サバキ : 「いいよ」
[メイン] Ally : 「はい、ありがとうございます」
[メイン] Ally : 「サバキちゃんは、今楽しいですか?」
[メイン]
サバキ :
「?」
「楽しいわ」
[メイン] 血小板 : 「……………」
[メイン] Ally : 「はい、じゃあ」
[メイン] Ally : 「辛かったことも、ありますか?」
[メイン] サバキ : 「……」
[メイン] 血小板 : "痛み"の顔が、目の前に。
[メイン] サバキ : 「“今“は無いわ」
[メイン] Ally : 「はい」
[メイン] Ally : 「もう一つ、聞きます」
[メイン] Ally : 「貴女は、"味方"が欲しいですか?」
[メイン]
血小板 :
一瞬見えた、"人間さん"の心の"痛み"の感情に
ちくりと、血小板の胸にも何かつっかかるものがある。
[メイン] サバキ : 「たけまさくんしか要らないわ」
[メイン] Ally : 「?」
[メイン] Ally : 「では、たけまさくんに必要だと、思いますか?」
[メイン] サバキ : 「彼は私の“ヒーロー“だから」
[メイン] Ally : 「…成る程」
[メイン] 血小板 : 「─────サバキさん」
[メイン] Ally : 「じゃあ」
[メイン] Ally : 「サバキちゃん」
[メイン] 血小板 : Allyの横に踏み出し、じっとサバキを見つめる。
[メイン] Ally : 「私の出来る事をします、私に貴女はわからないけど、私は」
[メイン] Ally : 「これが分かって欲しい事だと、思ったので」
[メイン] Ally : ピン、マイクを指で弾き
[メイン] サバキ : 「それがあなたの“正義“ね」
[メイン] Ally : 「a、a、マイクチェック」
[メイン] Ally : 「いえ」
[メイン] Ally : 「これが私のたった一つの」
[メイン] 血小板 : Allyのその様子を見て、こくりと頷き。
[メイン] Ally : 「人間の在り方ですから」
[メイン] Ally : カチリ、楽曲変更
[メイン] Ally : title『Here』歌唱者:Ally 或いは貴女
[メイン] Ally : 《空の楽器》で、記憶にある楽曲を流す
[メイン] Ally : 「私は、歌しかわかりません」
[メイン] Ally : 「でも、多分貴女の在り方も歌にあると思います」
[メイン] Ally : 「貴女がヒーローを望むなら、それを歌って、語ってみるのは如何でしょう」
[メイン] Ally : その歌は、彼女だけに向けてるわけではない
[メイン] Ally : 辺りの人々にだって聞かせよう、一度もした事ないけどゲリラライブだ
[メイン] Ally : 「私は、皆に聴かせたいと思います」
[メイン] Ally : 「貴女を理解しようとして選んだ歌を」
[メイン] Ally : 「貴女の痛みを理解したつもりです、だから私の出来る事で」
[メイン]
血小板 :
その曲には、Allyという少女の熱い想いが乗せられており
血小板もまたその歌を耳に、そして胸に聴き、目を閉じ。
[メイン] Ally : 「私は私のヒーローを行います」
[メイン] 血小板 : そしてまた、目を開き、サバキをじっと見つめる。
[メイン]
サバキ :
「……」
ただただ歌を聞いてる
[メイン] Ally : 「声を聞かせる事でしか、想いは紡げないそうです」
[メイン] 血小板 : 「……サバキさん、私が間違っていたら……ごめんなさい」
[メイン] 血小板 : 「……"人間さん"は……」
[メイン]
血小板 :
ロイス
「─────"繋がり"があるからこそ、どんな辛いことも乗り越えることも
できる、そういう……強い生き物だと」
[メイン] Ally : 「だからこそ、歌っても良い、話しても良い」
[メイン] Ally : 「想いを形にしてみるのが、多分」
[メイン]
Ally :
「一番救われる、と、わたしには」
《空の楽器》で語りかけるのは、止めて
[メイン]
血小板 :
「……私は、"人間さん"のことがまだ分からない
でもでも……辛い思いをずっと抱えるのは……
……私も、見てられません」
それは、"血小板"という修復機能による使命ではない。
[メイン] Ally : ……彼女は歌に専念した、私に伝えるやり方は、いつも歌なのだから
[メイン] 血小板 : "人間"という感情に沿った、たった一つの想い。
[メイン]
血小板 :
「………我儘で、ごめんなさい!」
サバキに、ぺこりと頭を下げる。
[メイン] サバキ : 「……わかったわ」
[メイン] サバキ : 「……本当は止まって欲しいの」
[メイン] Ally : 「"君だけの場所が必ずある"」
[メイン] 血小板 : サバキの、本当の気持ちを聞き、目を開く。
[メイン] サバキ : 「このままじゃ…彼は自決してしまうの」
[メイン] Ally : …目を瞑る、彼女の息遣いと、鼓動を聞きながら歌詞を紡ぐ
[メイン] サバキ : 「全ての悪を裁いたら自決すると前に言ってたから…」
[メイン] 血小板 : 「そ、そんな………!」
[メイン]
Ally :
どうか聞いてくださる、遠くの三人の仲間も
《空の楽器》で彼女の答えを歌いつつ
[メイン] 血小板 : 「……それは、ダメです!私も……それは、させません!」
[メイン] Ally : 「……そうですね」
[メイン] サバキ : 「自分も“悪“だと知ってるから…」
[メイン] 血小板 : 「っ…………!」
[メイン] Ally : 「まさか」
[メイン] Ally : 「これは、多分、本人に話す事、でしょうね」
[メイン] サバキ : 「そうね」
[メイン] Ally : ゲリラライブを終えつつ、人混みをすり抜けて
[メイン] Ally : 「私には想いは結局、わかりませんが」
[メイン] Ally : 「善と悪は、他者が決めるもので」
[メイン] Ally : 「貴女が正義というのなら」
[メイン] Ally : 「彼を、肯定しても、構わないと思います」
[メイン] Ally : 「私たちは、社会のために、行った事を悪と断じます、仕事だから」
[メイン] 血小板 : こくりと頷く。
[メイン] Ally : 「貴女は、貴女にしてもらった事を」
[メイン] Ally : 「正義と、言う、権利もある」
[メイン]
血小板 :
「サバキさんは─────タケマサさんに、生きていてほしい
……そう思うなら、それを実現させましょう」
[メイン] 血小板 : さらに一歩近づき、そしてサバキの手を握る。
[メイン] 血小板 : 「……私達も、協力します」
[メイン] サバキ : 「!」
[メイン] サバキ : 「……本当?」
[メイン] 血小板 : こくりと頷く。
[メイン] Ally : 「ええ」
[メイン] Ally : 「私たちは、悪の敵ですが」
[メイン]
血小板 :
「えへへ、これが……タケマサさんの言う……
私達なりの、"正義"です」
[メイン] Ally : 「命の敵ではない、から」
[メイン] サバキ : 「ありがとう…」
[メイン]
血小板 :
レネゲイドの脅威から、人の日常を守る。
それが、UGNの理念。
されど、それを越えた先にあるのは、人とオーヴァードの共存。
[メイン]
血小板 :
であれば、苦しむ者達を救い、救い、救い、とにかく救い
そしてみんなと"共存"できる世界を作り上げることができたら
それが、一番ではないか。
[メイン] 血小板 : サバキの言葉に首を横に振り。
[メイン]
血小板 :
「ううん!……勇気を出して、本音を言ってくれたのは
サバキさんだから!だからだから、あのねあのね!」
[メイン]
血小板 :
「……感謝をするのは、私達の方なの!」
ニコりと微笑む。
[メイン] サバキ : 「……!」
[メイン] Ally : こくり、頷く
[メイン] Ally : だって彼女は、協力者、でしょうしね
[メイン]
血小板 :
私達は、"血"の通う"人間"だ。
繋がりを持つことが、人間であることを証明する手段であるならば
ならば、多くの繋がりを得よう。
それがきっと─────美しい"協奏曲"を奏でるのだから。
[メイン]
血小板 :
「─────サバキさん、だからだから、えっとえっと!
タケマサさんの、次に向かう場所……案内お願いしてもいい、でしょうか?」
[メイン] 血小板 : 必ず救う、それを表すように、手をぎゅっと握り。
[メイン] サバキ : 「ええ…いいわよ」
[メイン]
血小板 :
「! ありがとうございます!」
えへへ、と幼女らしい笑みを見せ、そしてまた頭を下げる。
[メイン]
血小板 :
そして3人は向かう。
─────それぞれが抱く"正義"のために。
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] GMアイシャ : クライマックス「神は裁き」 登場:任意
[メイン] 灰廻航一 : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+1[1] > 64
[メイン] Ally : 1d10 (1D10) > 5
[メイン] system : [ Project.Ally ] 侵蝕率 : 71 → 76
[雑談] system : [ 灰廻航一 ] 侵蝕率 : 63 → 64
[メイン] 血小板 : 69+1d10 登場/リザレクト (69+1D10) > 69+2[2] > 71
[メイン] system : [ 血小板 ] 侵蝕率 : 69 → 71
[メイン] 17号 : 68+1d10 登場っと (68+1D10) > 68+1[1] > 69
[雑談] system : [ 17号 ] 侵蝕率 : 68 → 69
[メイン] ダークランス : 67+1d10 登場/リザレクト (67+1D10) > 67+6[6] > 73
[メイン] system : [ ダークランス ] 侵蝕率 : 67 → 73
[メイン] GMアイシャ :
[メイン]
GMアイシャ :
サバキに伝えられた場所と日時にタケマサが現れる。
ターゲットとその家族がイタリアン前についたところでタケマサの《ワーディング》が発動される。
[メイン]
御堂 タケマサ :
20時59分、まばらに人が歩くA通り
イタリアン店の前にターゲットとその家族がやってきていた
東方向からは細長い袋を持った長身の男が
その真逆、西方向からはあなたたちが
―――ワーディング
人々の行動から意志が消えた
オーヴァードだけが自由に行動できる
[メイン] 灰廻航一 : ワーディングを感じ取るや否や、全速力で“滑走”し、タケマサのいる方角へと向かう
[メイン] 御堂 タケマサ : 「お前達か」
[メイン] ダークランス : 「おう、忙しそうで何よりだな」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「邪魔をするなと言ったはずだが?」
[メイン] ダークランス : 「殺すなって言ったらお前は殺さないのか?って話だな、そりゃ」
[メイン] 灰廻航一 : 「それにあなたを、このまま進ませられない理由が、また一つ増えましたからね」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そうか」
[メイン]
17号 :
その後方で、腕を組みながら
彼のレネゲイドの分析を行おうと
[メイン] 17号 :
[メイン]
17号 :
能動判定
彼の侵蝕率は?知識:レネゲイド
[メイン] 御堂 タケマサ : 来い
[メイン] 17号 : (2+1)dx10>=8 (3DX10>=8) > 10[3,4,10]+10[10]+7[7] > 27 > 成功
[メイン] 17号 : "余裕"
[メイン] system : [ 御堂 タケマサ ] 侵蝕率 : 230 → 230
[メイン]
17号 :
ま、UGN基準として見過ごせる存在ではないな
ため息を吐き、侵蝕率を測るジェスチャーを行う
[メイン]
ダークランス :
「………そっか」
それを横目で見て
[メイン] 御堂 タケマサ : 「?」
[メイン] 灰廻航一 : 苦々しい顔を浮かべる
[メイン] ダークランス : 「おい、タケマサ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「なんだ」
[メイン] ダークランス : 「お前、自分の為に戦ってたか?それとも誰かのためか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「……」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「その答えはいずれ分かる」
[メイン] ダークランス : 「そか、なら俺はそれで良いと思う」
[メイン] ダークランス : 「お前がどっちであったにしろ」
[メイン]
ダークランス :
「お前はヒーローだったんだよ」
聴いてたぞ 良い歌声だった
[メイン] 御堂 タケマサ : 「俺は“正義“であってヒーローではない」
[メイン] 灰廻航一 : 「あなたが、どう思うかは自由です けれど」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“ヒーロー“は他の誰かにやらせておけ」
[メイン] 灰廻航一 : 「”サバキ“ちゃんにとって、あなたは紛れもないヒーローだった、いいえ、今ですら」
[メイン]
灰廻航一 :
「あの子は、貴方を思っている」
「それでもなお、止まれないんですか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そうか…」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“正義“は必ず執行する」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“何があっても“」
[メイン] 灰廻航一 : 「……あなたの事も知りました、正義を成したい気持ちもわかります」
[メイン] 灰廻航一 : 「けれど、貴方には責任がある筈です」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“正義“の代償も最後にするつもりだ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「誰かが必ず執行しなければ“悪“は滅びない」
[メイン] ダークランス : 「それは逃げだろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「逃げてはいない」
[メイン]
17号 :
ふん?
と、目を細めて
[メイン] ダークランス : 「逃げてるよ、お前。そこはかっこ悪いと思った」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「何故だ?」
[メイン] ダークランス : 「正義の代償って何だよ、堂々と胸貼ってそれを行えば良いだろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「……」
[メイン] ダークランス : 「代償があるって事は自分で自分を悪だと分かってる事だろ、それらから正義って言葉で逃げんなよ」
[メイン] ダークランス : 「お前はお前が許せない奴をぶっ殺してる」
[メイン] ダークランス : 「それで誰かが笑顔になってるしそうならない奴も居る」
[メイン] ダークランス : 「そんだけだよ、だから言ったろ」
[メイン] ダークランス : 「お前も、正義じゃないって」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「……そうか」
[メイン] ダークランス : 「もっと言うならせめて法で裁かれて死んどいた法が良いぞ?」
[メイン] ダークランス : 「じゃないとお前が殺した奴と同じだろ」
[メイン] ダークランス : 「お前がお前を殺すんだからな」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「………」
[メイン] ダークランス : 「紛れもない、法で裁けない」
[メイン] ダークランス : 「悪だろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「だから執行される」
[メイン]
灰廻航一 :
「……その通りです」
「それを裁くのがあなたなら、全ての私刑を……いいえ、それだけでもなく」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“悪“は必ず滅びる」
[メイン] 灰廻航一 : 「……」
[メイン] ダークランス : 「お前が全部の悪をぶっ殺して最後の悪になれば良いって所か?言いたい事は」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そうだ」
[メイン] 灰廻航一 : “悪”と変わらない そう言おうとした言葉が喉の奥へと押し返される
[メイン]
灰廻航一 :
本物というほかない
彼もまた、ヒーローの完成造形の一つ
[メイン] 17号 : へらりと、笑みを浮かべて後方からその様子を眺めていた男は
[メイン] 灰廻航一 : “悪の敵”なのだろう
[メイン] 17号 : 「1人で?無理だろ」
[メイン] ダークランス : 「あ、それ言っちまうのかあ…」
[メイン] 灰廻航一 : 「………すいません、口を挟ませちゃって」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“一人“では無い」
[メイン] 17号 : ㌧㌧と、頭を叩く
[メイン] 御堂 タケマサ : 「俺が死んでも意思は潰えない」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「誰かが必ず遂行する」
[メイン] 17号 : 「潰えないだろうな」
[メイン] 17号 : 「でもそれも少数だよな?」
[メイン] 17号 : 「なら、多数の悪を滅するなど不可能だろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「それでも…“悪“は裁く」
[メイン] 灰廻航一 : 「……あなたは、自分を悪だと言っていた。自分の様な人間が増える事を、肯定する事は本意ではない筈です」
[メイン] 17号 : 「社会ってそこまでヤワじゃないぜ?」
[メイン] 17号 : 「同時に、人数ってモノは思ってる以上に効果がある」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「だが脆い」
[メイン] 17号 : 「そうだ」
[メイン] 17号 : 「だから変えられると思わないのか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!?」
[メイン] 灰廻航一 : 理屈としては、組織の腐敗を恐れた故のスタンドアローン……理想ではある だが
[メイン] 灰廻航一 : 否定する言葉はひどく単純で、明確だ
[メイン] 17号 : 「もしも警察の腐敗で悪を滅せないのなら」
[メイン] 17号 : 「お前がそのトップに上り詰めたらいい」
[メイン] 17号 : 「もしも官僚などに悪があるならば」
[メイン] 17号 : 「お前の意志を持つ誰かがそのトップになればいい」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「………」
[メイン] 17号 : 「一つ一つ枝を切り落とす作業には敬意すら覚えるが」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“正義“は果たさなければいけない」
[メイン] 17号 : 「根っこを変えないとどうしようもない、そうとは思わないのか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「必ずやり遂げる」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「たとえ一人だとしても」
[メイン]
17号 :
「やる、やらないではなく
出来る出来ないだろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「必ず出来る」
[メイン]
17号 :
へらり、と笑っている口を
能面のような無表情にし
[メイン] 17号 : 「驕るなよ人間風情が」
[メイン] 17号 : 「寿命の概念がある以上、枝切りを続けるのは無理って決まってんだよ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「それでもだ」
[メイン] 灰廻航一 : 「………あの、ちょっといいですか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!」
[メイン] 灰廻航一 : 「さっきから一人一人って勝手に一人ぼっち気分で雄々しくなるのはやめて下さい」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「…」
[メイン] 灰廻航一 : 「あなたに助けられて、正しいと信じた人がいて、まだあなたのことを求めてるんですよ?」
[メイン] 灰廻航一 : 「それが、なんなんですか。さっきから、ずっと、ずっと、ずっと」
[メイン] 灰廻航一 : 「あなたを全力で慕って!あなたと一緒に生きたいと思って!!」
[メイン] 灰廻航一 : 「今も、初めて会ったばかりの僕達に、あなたを止めてくれって言わなきゃいけない、サバキちゃんの事を無視するのを、いい加減にやめてください!!!!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!!」
[メイン] 灰廻航一 : 「それが、ずっと気に入らないんです!!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「サバキが…か」
[メイン] 灰廻航一 : 「はい!!」
[メイン] 灰廻航一 : 「あなたが助けた、あなたと一緒にいてくれた子です」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「サバキを頼む」
[メイン] 灰廻航一 : 「ふざけんな!!!!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「俺は正義を執行する」
[メイン]
ダークランス :
「あ?」
聴いた事無い声が出てきた
[メイン] 灰廻航一 : 拳を握りしめ、爪が肌を突き破り血が流れ始める
[メイン] ダークランス : 「お前が死ぬ前に俺が殺すぞボケが…!」
[メイン]
灰廻航一 :
「すみ、ません。少し冷静になります」
ダークランスに視線を寄越し、一旦下がる
[メイン] 御堂 タケマサ : 「殺れるなら殺ってみろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「それでも俺は止まらない」
[メイン] ダークランス : 「助けるだけ助けて守る事を放棄してんじゃねえぞ」
[メイン] ダークランス : 「俺は正義を行うからお前達が守ってくれ?五月蝿えテメエが勝手にやれ!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「サバキはまだ間に合う」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そうか」
[メイン] ダークランス : 「テメエが勝手に助けた相手をそのまま無責任に手放してんじゃねえぞ…そんなだから…」
[メイン] ダークランス : 「これから殺す相手に家族が居る事も見えてねえんだろ…!テメエにも居たなあ…!!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「あぁ…あの日から全て始まった」
[メイン] ダークランス : 「多少は知ってるよ、テメエの事…同情する。俺だって 殺す」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「なら分かるはずだ」
[メイン] 17号 : 「おかしなことを言うな」
[メイン] 17号 : 「悪を滅ぼそうとするのに」
[メイン] 17号 : 「悪を生み出すなんてな」
[メイン] 17号 : 「マッチポンプか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!!」
[メイン] 17号 : 「なあ?」
[メイン] 17号 : 一歩、歩いて
[メイン] 御堂 タケマサ : 「違う!」
[メイン] 17号 : 「違わない」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“俺の正義“だ」
[メイン] 17号 : 「しかし、それに相反するのはまた別の正義であって、お前にとっての悪だ」
[メイン] 17号 : 「それで、だ」
[メイン] 灰廻航一 : 「正義の反対は、常に悪……どんな正義にだって、悪い所は付きまとう」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“悪“は“悪“だ」
[メイン] 17号 : 「お前、今まで一般人にしか手に掛けてこなかっただろ?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“悪“だけだ」
[メイン] 17号 : 「雑魚狩りしてイキってるのか?ガキが」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「違う!」
[メイン] 17号 : 「違わないだろ?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「正義だ!」
[メイン] 灰廻航一 : 「……いい歳こいていじめっ子なんてやめてくださいよ!」
[メイン] 17号 : 「なら殴ってみろよ、俺を」
[メイン] 17号 : 挑発するように、手を動かす
[メイン] 御堂 タケマサ : 「お前はまだ“悪“では無い」
[メイン] 17号 : 「先ほど俺達を悪と決め付けたのはどこのどいつだったかな?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!」
[メイン] 17号 : 「自分の発言すら覚束ない奴に、正義が務まるわけないだろ」
[メイン]
17号 :
「ばーか」
小馬鹿にするように、笑って
[メイン] 御堂 タケマサ : 「……」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「っ!」
[メイン]
御堂 タケマサ :
「“悪“は滅ぼす」
殴ろうと襲いかかる
[メイン] 御堂 タケマサ : 《Cノイマン》3《コンバットシステム》4
[メイン] 御堂 タケマサ : 13dx7-2 攻撃力20(15) (13DX7-2) > 10[1,3,4,4,5,6,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,3,7,8,8,9]+6[2,4,5,6]-2 > 24
[メイン] 17号 : 磁力結界
[メイン] 17号 : 5d10+3 ダメージ軽減 (5D10+3) > 25[4,1,10,9,1]+3 > 28
[メイン] 御堂 タケマサ : 2D10+20 ダメージ (2D10+20) > 13[10,3]+20 > 33
[メイン] system : [ 17号 ] HP : 80 → 75
[メイン] 17号 : 「おっと、服に汚れが付いたじゃないか」
[メイン]
御堂 タケマサ :
「っ!」
初めてみる異能に驚く
[メイン] 17号 : ほんの僅かにバリアの中に衝撃が伝わったものの、服をほんの少し汚すだけに留まる
[メイン] 17号 : 「一部の悪人は全員、これを使えるぜ?」
[メイン] 17号 : 「俺の服を汚すまでしか出来ないお前じゃ、到底敵わない。それが今のお前の正義の"限界"だ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「ほざくな!」
[メイン] 17号 : 「事実だ」
[メイン] 17号 : 「悪を生み出すマッチポンプ野郎の正義なんてこんなものだろ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“正義“は執行する!」
[メイン] 17号 : 「執行できてないぜ、まだ俺は立っているからな」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「まだだ!」
[メイン] 17号 : にやりと笑って、再び挑発する
[メイン] 御堂 タケマサ : ふたたび攻撃しようとする
[メイン] 17号 : 避けようとする気配は、一切無い
[メイン] 御堂 タケマサ : 《Cノイマン》3《コンバットシステム》4
[メイン] 御堂 タケマサ : 13dx7-2 攻撃力20(15) (13DX7-2) > 10[2,3,3,4,4,5,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,2,2,8,9]+10[6,7]+3[3]-2 > 31
[メイン]
17号 :
「今度はさっきのは無しにしてやるよ」
ガード放棄
[メイン] 御堂 タケマサ : 「舐めるなァ!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 3d10+20 ダメージ (3D10+20) > 22[10,6,6]+20 > 42
[メイン] system : [ 17号 ] HP : 75 → 33
[メイン]
17号 :
「今のはなかなか良かったぞ」
ひゅう、と口笛を吹いて
[メイン] 御堂 タケマサ : 「くっ!」
[メイン] 17号 : 「もっと無駄を楽しもうぜ、例えば今の殴り合いなんかを、な!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「何だと!」
[メイン] 17号 : 「心に余裕を持てって話だ、俺が社会を変えろって言ってるのもそう言うわけなんだぜ?」
[メイン] 17号 : 「第3ラウンドだ、今度は今みたいな手抜きはしないからよーーく狙えよ?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「鬱陶しい!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 《Cノイマン》3《コンバットシステム》4
[メイン] 御堂 タケマサ : 13dx7-2 攻撃力20(15) (13DX7-2) > 10[1,2,2,3,3,4,5,6,6,7,7,7,10]+6[1,4,5,6]-2 > 14
[メイン] 17号 : 《磁力結界》
[メイン] 17号 : 5d10+3 ガード値 (5D10+3) > 33[2,9,8,10,4]+3 > 36
[メイン] 御堂 タケマサ : 2d10+20 (2D10+20) > 11[9,2]+20 > 31
[メイン] 御堂 タケマサ : 「ぐぁ!」
[メイン] system : [ 17号 ] 侵蝕率 : 72 → 75
[メイン] 17号 : 「さて……」
[メイン] 17号 : 「どうした?そんなものか?」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「まだだ!」
[メイン] 御堂 タケマサ : まだまだ闘志は尽きていない
[メイン] 灰廻航一 : 17号の後ろで遠巻きになり見守っていたが、手の土埃をはたき落とすと歩き始める──前に
[メイン] 灰廻航一 : 「すいません、ダークランスさん。野暮だけどちょっとチョッカイ出してきます」
[メイン] ダークランス : 「おう、気に食わないんだろ?存分に殴ってこい」
[メイン] 灰廻航一 : 「……はい!」
[メイン]
灰廻航一 :
ほんの少しの謝罪を送り
山にも負けないほどの勇気をもらった
[メイン] ダークランス : 「………」
[メイン] 灰廻航一 : 「……ダークランスさんは、いいんですか?」
[メイン] 灰廻航一 : それでも、ほんの少しの疑問が、まだ残っていた
[メイン]
灰廻航一 :
僕と同じくらい……いいや寧ろ
僕よりも怒っていた様に見えた彼は、このままでいいのだろうか?
[メイン]
ダークランス :
「…そこで聞いてくるかよ…」
頭を掻いて
[メイン] ダークランス : 「まあ確かにキレてるよ 今だってそうさ…でもなあ」
[メイン] ダークランス : 「あんな『良い奴』、寄ってたかって殴れねえんだわ…悪い」
[メイン] ダークランス : 「やるんなら正々堂々で頼む…って事で、勘弁してくれ」
[メイン] 灰廻航一 : 「………」
[メイン] 灰廻航一 : 「ですよね」
[メイン]
灰廻航一 :
にっこりと笑い、コーイチは答えた
彼の生存に賭ける為とはいえ、殴るのなんて気持ちよくない
[メイン] 灰廻航一 : 相手が、いい人の成れの果て……そんな存在かも知れなくても、善人だったなら尚更だ
[メイン] ダークランス : 「ま、俺もあいつも分からず屋って奴なんでな…本当すまん」
[メイン] ダークランス : 「…あ、でも今思うとサバキさん放置宣言してたのは凄えムカつくな 2倍頼むわ」
[メイン] 灰廻航一 : 「……勿論」
[メイン] 灰廻航一 : 「そこに関しては、そんなに良い人でも、許す事はできません」
[メイン] 灰廻航一 : 歩みを続けながら、コーイチはグローブをキツく締める
[メイン] 灰廻航一 : ……少し、思い出す 破天荒で、勝手で容赦がない。最初は、少し目の前で暴れている人に似ていると思った人を
[メイン]
灰廻航一 :
あの人は、いつも“ああ言っていた”けど
どうなのだろうか?
[メイン] 灰廻航一 : 確かめる、機会が来たのかも知れない
[メイン] 灰廻航一 : そんな事を考えながら歩き続け……戦闘を続ける二人の元へ、ザ・クロウラーが訪れた
[メイン] 御堂 タケマサ : 「!」
[メイン] 灰廻航一 : 「17号さん、僕も、言いたいことがあるので……変わってもらえますか?」
[メイン] 17号 : 振り向いて
[メイン] 17号 : 「ああ、存分にな」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「次はお前か!」
[メイン]
17号 :
一歩、退いて
代わりにクロウラーの肩を押し、前にと
[メイン] 灰廻航一 : 解決策を示してくれた17号に会釈し、栄養ドリンクをサマタケに向け放る
[メイン]
御堂 タケマサ :
「っ!」
パシッと受けとる
[メイン] 灰廻航一 : 「それで、疲れを癒してください。休息も幾らもでどうぞ」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そんなものは要らない!」
[メイン] 灰廻航一 : 「……そうですか、では遠慮なく」
[メイン] 灰廻航一 : そう言うと、タケマサの拳が届く位置までなんとも無造作に接近する
[メイン] 御堂 タケマサ : 「っ!」
[メイン]
灰廻航一 :
ファイティングポーズは無し
まるで打ってみろとでも言わんがばかりに余裕を見せている様に映るだろう
[メイン] 御堂 タケマサ : 「お前も舐めてるのか!」
[メイン] 灰廻航一 : 「正当な評価をできているだけですよ」
[メイン]
灰廻航一 :
減らず口を叩き、ニヤリと微笑む
もっと怒る様に、人間性を掻き出す為に
[メイン] 灰廻航一 : どうぞ? と拳に対して顔を近づけてみる
[メイン] 御堂 タケマサ : 「減らず口を!」
[メイン] 御堂 タケマサ : そのまま攻撃しようとする
[メイン] 灰廻航一 : 《死者の肉体》
[メイン] 御堂 タケマサ : 《Cノイマン》3《コンバットシステム》4
[メイン] 御堂 タケマサ : 13dx7-2 攻撃力20(15) (13DX7-2) > 10[1,1,2,3,3,3,4,6,6,9,9,10,10]+10[4,8,9,10]+10[2,3,8]+10[7]+10[9]+2[2]-2 > 50
[メイン] 灰廻航一 : 5dx+99 (5DX10+99) > 10[1,2,7,9,10]+2[2]+99 > 111
[メイン] 御堂 タケマサ : 攻撃が虚空を裂く
[メイン] 灰廻航一 : 瞬足で放たれる拳は、僕を十人まとめて殴り倒してあまりる威力があっただろう
[メイン] 灰廻航一 : 当たりさえすれば、骨を砕き、肉を潰した
[メイン]
灰廻航一 :
それを、鼻歌さえ歌いながらいなしてみせる
意識しているわけではない
[メイン] 灰廻航一 : “無意識”にその全てを防御する
[メイン] 灰廻航一 : 「ど、どうしたんですか? 会心の一撃に見えたのに……外れましたけど!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「うるさい!」
[メイン] 灰廻航一 : ここでは正直に言おう、怖い
[メイン] 灰廻航一 : 余裕ぶった表情なんて演技で、本当は怖くて仕方がない、煽りなんて向いてない
[メイン] 灰廻航一 : けど……今は、全部振り払って、前に進まなきゃダメなんだ──!!
[メイン] 灰廻航一 : 「ほら、もう一回だけチャンスをあげますよ!それとも、そのうちに逃げてみますか?」
[メイン] 灰廻航一 : 「サバキちゃんから逃げたみたいに」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「“正義“は逃げない!」
[メイン] 灰廻航一 : 「逃げてるじゃないですか」
[メイン] 灰廻航一 : また、“無意識”に賭ける
[メイン] 御堂 タケマサ : 「逃げてない!」
[メイン] 灰廻航一 : 「口だけなんだから……!」
[メイン] 灰廻航一 : 意識して避けられない以上、僕にはそれしかない
[メイン] 御堂 タケマサ : 「黙れェエエエエ!」
[メイン]
灰廻航一 :
ここで、思いを全力で叩き込んで
この人を折るしかない
[メイン] 灰廻航一 : それでも、やっぱり。迫り来る拳は怖かった
[メイン] 灰廻航一 : 《死者の肉体》
[メイン] 御堂 タケマサ : 《Cノイマン》3《コンバットシステム》4
[メイン] 御堂 タケマサ : 13dx7-2 攻撃力20(15) (13DX7-2) > 10[2,2,2,3,3,3,4,5,7,9,9,9,10]+10[1,1,2,7,10]+5[1,5]-2 > 23
[メイン] 灰廻航一 : 5dx+99 (5DX10+99) > 9[3,3,5,7,9]+99 > 108
[メイン] 灰廻航一 : またもや、無意識が勝利する
[メイン]
灰廻航一 :
死者の如き幽玄は舞い
拳の乱舞を児戯と嘲笑う
[メイン] 灰廻航一 : 「……それじゃあ、僕もいい加減準備しますね」
[メイン] 灰廻航一 : 《炎の弾丸》
[メイン] 灰廻航一 : 普段は放出するだけの力場を、拳の中で握り固め全てを拳の威力へと変える
[メイン]
灰廻航一 :
……これは、本来なら禁じ手だ
使わなくて良いなら絶対に使いたくないし、使わなきゃダメでも嫌だ
[メイン] 灰廻航一 : だけど、今だけは。今だけは、ここで振りかぶらなきゃいけないから
[メイン] 灰廻航一 : ほんの少し、師に甘えよう
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 師匠、曰く : 「悪党を殴るとスッキリするぞ!!」
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 : その、あまりにもメチャクチャな言葉に、最後の勇気をもらって……
[メイン] 灰廻航一 : 「さあ、無駄だろうけど。最後にどうぞ!!」
[メイン] 灰廻航一 : 覚悟の一撃を
[メイン] 御堂 タケマサ : 「アアアア!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 《Cノイマン》3《コンバットシステム》4
[メイン] 御堂 タケマサ : 13dx7-2 攻撃力20(15) (13DX7-2) > 10[1,2,3,3,5,5,5,7,7,7,9,10,10]+10[2,3,7,8,8,9]+10[4,8,9,10]+6[3,5,6]-2 > 34
[メイン] 灰廻航一 : ドッジ拒否
[メイン] 御堂 タケマサ : 4d10+20 (4D10+20) > 25[3,8,7,7]+20 > 45
[メイン] 灰廻航一 : 勢いよく、拳が顔面に着弾する
[メイン] 灰廻航一 : 砕く様な音が聞こえる、耳までおかしくなってるのか、ざらつく様な音までする
[メイン]
灰廻航一 :
ここで、倒れたい。
リザレクトすれば、簡単に治る
[メイン] 灰廻航一 : でも
[メイン] 灰廻航一 : 今だけは異能には甘えられない
[メイン] 灰廻航一 : 御堂タケマサへのロイスをタイタスして復活
[メイン] 灰廻航一 : 異能に頼らず、気合いで彼に立ち向かう
[メイン] 灰廻航一 : 「…つ、ぎ……は、僕の……」
[メイン] 灰廻航一 : 「“僕達の、番だ!!”」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「なにっ!」
[メイン] 灰廻航一 : 《セレリティ》
[メイン]
灰廻航一 :
既に限界の肉体を、更に酷使する
全身が悲鳴を上げながら、最速の行動の準備を終わらせた
[メイン] 灰廻航一 : 一回目炎の弾丸の通常攻撃
[メイン] 灰廻航一 : 6dx+98 (6DX10+98) > 10[1,4,6,6,9,10]+8[8]+98 > 116
[メイン] 御堂 タケマサ : ドッジ拒否
[メイン] 灰廻航一 : 12d10+102 (12D10+102) > 70[7,6,1,8,7,6,9,3,6,9,7,1]+102 > 172
[メイン] system : [ 御堂 タケマサ ] HP : 0 → -172
[メイン] 灰廻航一 : 「こ、れはッ!サバキちゃんの分!!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「ぐァアアアア」
[メイン] 灰廻航一 : 「ヒーローが、勝手にお別れなんて言うな!!!憧れる方の気持ちも、少しはわかれ!!」
[メイン] 灰廻航一 : 「絶対に、逃げるな!!!」
[メイン] 灰廻航一 : 拳が砕ける音がする
[メイン] 灰廻航一 : それはそうだ、無理やり炎を掴んで殴って爆発させているだけなんだから
[メイン] 灰廻航一 : けど、まだ……届ける思いが残っている
[メイン] 灰廻航一 : 決意を固め、砕け散る拳を砕け切る前に握りしめて──
[メイン]
灰廻航一 :
よろめく、正義の仮面に向かい
鉄拳を振りかぶった
[メイン] 灰廻航一 : 二回目のメジャーアクション
[メイン] 灰廻航一 : 「これは……」
[メイン] 灰廻航一 : 6dx+98 (6DX10+98) > 8[1,2,3,6,6,8]+98 > 106
[メイン] 御堂 タケマサ : ドッジ拒否
[メイン] 灰廻航一 : 11d10+102 (11D10+102) > 52[8,1,1,2,6,7,7,10,2,1,7]+102 > 154
[メイン] 灰廻航一 : 「ダークランスさんと、僕の分だァァ!!!」
[メイン] system : [ 御堂 タケマサ ] HP : -172 → -326
[メイン] 御堂 タケマサ : 「ぐっぐぁあああああ!」
[メイン] 灰廻航一 : 壊れた拳を振りかぶり、僕の全力を叩きつけた
[メイン] 灰廻航一 : 「家族を、失うなんて、耐えられないのは、わかる……なんて、いえないよ」
[メイン] 灰廻航一 : 想像などでは、到底届かぬ辛さだろう
[メイン] 灰廻航一 : 家族を思う人であれば、それは尚更で……
[メイン] 灰廻航一 : 「それでも、家族が愛した貴方を捨てていい理由には、絶対に、ぜったいに、しちゃ、いけ、な……」
[メイン] 灰廻航一 : 拳が砕け切り、反動がやってきた
[メイン] system : [ 灰廻航一 ] HP : 12 → 3
[メイン] 灰廻航一 : そして、全てを届けたザ・クロウラーはそこに立ちすくむ
[メイン] 灰廻航一 : これでも、まだ心が動かないなら
[メイン] 灰廻航一 : その先には──
[メイン] 灰廻航一 : 「……いいや、何度でも、何十回でも、届けてみせるッ」
[メイン]
灰廻航一 :
そう決意して、心の奥の澱みを魂の灯火に焼べた
真っ直ぐとタケマサを見つめる
[メイン]
御堂 タケマサ :
「ぐっ…まだまだァ…!」
よろよろと立ち上がる
[メイン]
御堂 タケマサ :
ロイス
17号 …/○怨敵
灰廻航一 まだまだァ…/○減らず口を!
[メイン] system : [ 御堂 タケマサ ] ロイス : 1 → 3
[メイン] 血小板 : 「─────タケマサさん!すとぉーっぷです!」
[メイン] 灰廻航一 : 「ま、にあった……!」
[メイン] 血小板 : 激戦の地へ、汗だくの少女と、そして─────。
[メイン] 灰廻航一 : ボロボロの拳を、ポケットに隠す
[メイン] 血小板 : 航一、ダークランス、そして17号へニコりと微笑みながら。
[メイン] サバキ : 「もうやめて!」
[メイン] 血小板 : 隣に立つ─────"ヒロイン"へ視線を。
[メイン] 御堂 タケマサ : 「サバキ!」
[メイン] 灰廻航一 : ここへ駆けつけて来てくれた小さなヒーローは、傷ついた人が苦手だったから
[メイン] 血小板 : そう、血小板は、"血小板"。
[メイン] 血小板 : 開いた傷を、修復するのが彼女の仕事。
[メイン]
血小板 :
《再生の血》《再生の血》《再生の血》
対象は17号、航一、そして─────タケマサ。
[メイン] 御堂 タケマサ : 「っ!この力は!?」
[メイン] 血小板 : 小さな体を駆動し、血の力を操り、自己修復力を加速させる。
[メイン] 血小板 : x3 3d 17号、航一、タケマサ回復 #1 (3D10) > 17[7,5,5] > 17 #2 (3D10) > 26[8,10,8] > 26 #3 (3D10) > 18[7,5,6] > 18
[メイン] system : [ 血小板 ] 侵蝕率 : 71 → 77
[メイン] system : [ 御堂 タケマサ ] HP : -326 → -308
[メイン] system : [ 灰廻航一 ] HP : 3 → 28
[メイン]
血小板 :
「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!応急処置なので……!
完治はいきませんが………でもでも、でも!」
[メイン] 血小板 : タケマサをじっと見上げ。
[メイン] サバキ : 「もうやめて…たけまさくん…」
[メイン]
血小板 :
「あのね!あのねあのね!
─────あなたに、死んでほしくない、いなくなってほしくない
そう願う人が、いるの……!!」
そしてサバキへ視線を向け、頷く。
[メイン] 御堂 タケマサ : 「………」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「サバキ……お前が連れて来たのか…」
[メイン] サバキ : 「この人達が助けてくれるって!」
[メイン] 血小板 : こくりと頷く。
[メイン]
血小板 :
「私だけじゃありません、サバキさん
それに……ここにいる皆さんは
─────あなたの、"生"を願ってます」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「……お前達は本当にそれで良いのか…?」
[メイン] 血小板 : ニコ、と笑う。
[メイン] 御堂 タケマサ : 「俺にまだ生きろと…」
[メイン]
血小板 :
「傷ついていい人は、いません
なので、あなたにも傷ついてほしくないんです」
[メイン] 血小板 : こくりと頷き。
[メイン] 血小板 : 「えへへ、これが私達の、"正義"ですから」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そうか…」
[メイン] 灰廻航一 : すっかり癒えた手をプラプラと振りつつ首肯する
[メイン] 御堂 タケマサ : 「俺は間違ってたのか……」
[メイン] サバキ : 「まだ間に合うよ!」
[メイン] 血小板 : こくりと頷く。
[ロイス] system : [ 血小板 ] ロイス : 2 → 4
[メイン] サバキ : 「適切な処置をすれば生きられるって!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そう…か」
[メイン]
血小板 :
「……タケマサさんは、楽しかった、ですよね?
─────サバキさんと過ごした日々」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「そう…だな」
[メイン] 血小板 : その答えに、ニコりと笑う。
[メイン] 血小板 : 「じゃあ、みんなで帰りましょう!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「……迷惑をかけてすまん…」
[メイン]
血小板 :
首を横に振り、また微笑む。
"人間さん"は、完璧じゃない。
互いに迷惑を掛け合って、そして許し合って生きているのだと。
[メイン]
血小板 :
「サバキさん、タケマサさんの手、取ってあげてください」
優しく微笑み、そうして応急処置を終えた血小板はてくてくと
ダークランスの横へと立ち、二人を見守る。
[メイン] サバキ : 「ええ…たけまさくん行こう!」
[メイン] 御堂 タケマサ : 「ああ。」
[メイン]
ダークランス :
「…」
プレイトレットに、屈んで視線をあわせて
[メイン] ダークランス : 「最後まで、とことん世話になっちまった…」
[メイン] ダークランス : 「ありがとな」
[メイン] 血小板 : 「─────いえ、ダークランスさん」
[メイン] 血小板 : 「お礼を言うのは、私の方です!」
[メイン] 血小板 : えへへ!と笑い。
[メイン] 血小板 : 「……"人間さん"って、やっぱり……素晴らしいですよね」
[メイン] 灰廻航一 : 「おつかれ〜……」
[メイン]
血小板 :
しみじみと、タケマサとサバキの二人を見守りながら。
航一の声に気が付き、そちらの方へ手を振りながら微笑む。
[メイン] 灰廻航一 : 手をヒラヒラ振って、コーイチが戻ってくる
[メイン] ダークランス : 「そうだな…まあその…全員無傷といかず(まあほぼ自爆だが)…人死も出て…あいつも無事で終わるって訳でも無い」
[メイン] ダークランス : 「それでも、今あるこの光景は、間違ってなんか無いからな」
[メイン] 灰廻航一 : 「……うん」
[メイン] 血小板 : こくりと、噛みしめるように頷く。
[メイン] ダークランス : 「おう、お疲れ」
[メイン] ダークランス : 「ヒーロー」
[メイン]
17号 :
ぱんぱんと、埃を払って
にやりと笑いつつ
[メイン] 灰廻航一 : 「頑張って来ました、ダークランスさんの分も」
[メイン] 灰廻航一 : 震える指で、なんとかブイの字を作り笑顔で向ける
[メイン]
ダークランス :
「ちゃーんと見てたぞ…にしてもお前ら…だいぶえげつない発想するんだな…」
17号にも向けて
[メイン] 17号 : 「よくやった、お疲れだ」
[メイン] 灰廻航一 : 「僕は、17号さんがらしくない事をしてたから、気付けただけですよ……」
[メイン] 血小板 : ふふ、と笑い。
[メイン]
17号 :
「さて、何のことやら」
わざとらしく肩を竦めつつ、微笑んで
[メイン] ダークランス : 「食い違いが起こってるがまあそういう事にしとくか…」
[メイン]
血小板 :
お互いに認め合う、人間の、素晴らしさ。
血小板の愛する、人間の美しい姿。
ああ、やっぱり自分は、RBになって良かった。
[メイン] 血小板 : 「ふふ、ほら皆さん!」
[メイン] 血小板 : ピッピーッ!とホイッスルを吹き。
[メイン]
血小板 :
「本格的なお手当をします!帰還しますよー!
ついて来てくださーい!」
[メイン] 血小板 : ピッピッピー!と一定リズムで吹き、行進する。
[メイン] 灰廻航一 : 「はーい」
[メイン] 灰廻航一 : 少し疲労でふらつきながら、血小板に続く
[メイン]
ダークランス :
「おーう」
無傷だけど付いてく
[メイン] 17号 : まるでダメージなど全然無いかのように、歩く
[メイン] 血小板 : 悪人は更生しない?
[メイン] 血小板 : 法の元で裁かれない悪人がいる?
[メイン] 血小板 : 誰かが、裁かなければならない?
[メイン] 血小板 : はい、それはきっと、そうだと思います。
[メイン]
血小板 :
"人間さん"は、完璧じゃありませんから。
正しい人、そして悪い人。
とにかく色んな人がいます。
[メイン]
血小板 :
でも私は、学びました。
ずっと、ずっとずーーっと、悪いことに目を向けていたら。
胸が、ズキズキと痛くなっちゃいます。
[メイン] 血小板 : "痛み"は、ヤなことです!
[メイン]
血小板 :
なので、悪いことは悪いこととして受け止めて
……きっと、乗り越えるのに、たっくさん、時間を必要としちゃうかもですけど。
[メイン]
血小板 :
ロイス
でも、そばに大切な何かがいるなら。
[メイン]
血小板 :
いっぱい助け合い、いっぱい寄り添い合い、いっぱい頼り合う。
そうして人は、"痛み"を自然治癒していく。
[メイン]
血小板 :
だから私は、これかも─────。
"人間"になった身として、そして"血小板"として
"痛み"を取り除けるように、精一杯頑張りたいな、と思いました!
[メイン]
血小板 :
素敵なヒーローの皆さんのように!
えへへ!
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] 17号 :
[メイン] 17号 : さて、一件から間も経たない間に
[メイン] 17号 : 黒髪の男は、やるべき事の対応に手間をかけていた
[メイン]
17号 :
「全く、嫌になるな」
書類を片付けながら、ふとそんなことを口にする
[メイン] 17号 : 「休む時間も少しは欲しいんだけどな、慣れない事をするものじゃないか」
[メイン]
17号 :
ぼやきつつも、処理速度は変わらない
淡々と書類を片付ける
[メイン]
17号 :
あの後どうなったかは、まあ言わなくてもいいだろう
少なくとも自分が今こうして仕事出来てるだけ、な
もっとも、放置していた分の被害に比べて無作為なワーディングの後始末etcと、やる事は多いのだが
[メイン]
17号 :
「ま、何にせよ」
最後の一枚を片づけて
[メイン] 17号 : 「何事も余裕を持つ、と言うのは大切だな」
[メイン] 17号 : 高速処理のブラッグドッグに相応しい、当たり前のような結論を口ずさんで
[メイン] 17号 : 水を一口、飲んだのであったが
[メイン] 17号 : まあ───────
[メイン] 17号 :
[メイン] 17号 :
[メイン] 17号 : ending『閑話休題』
[メイン] 17号 :
[メイン] 17号 :
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 : ザ・クロウラーED「約束の星は、まだ遠い」
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 : 普段通り、任務を終えた後もパトロールに向かう
[メイン] 灰廻航一 : この仕事だけは欠かせない、それに明日は隣街の“極秘の場所”を監視しないといけない
[メイン]
灰廻航一 :
……今回は、うまくいった
[メイン] 灰廻航一 : それが、きっと天運にもよる物だと言われれば否定はできない
[メイン] 灰廻航一 : もしもサバキちゃんが彼に続いていなければ、僕では歯が立たなかっただろう
[メイン]
灰廻航一 :
あの二人を救ったのは、あの二人自身
僕達はほんの手伝いだ
[メイン] 灰廻航一 : ……少し、悔しくはある
[メイン]
灰廻航一 :
僕はまだ、約束へと到底届いていない
そんな事はわかってる
[メイン] 灰廻航一 : 全ての犠牲を無くす存在には、まだ程遠い
[メイン] 灰廻航一 : 「でも、もしもタケマサさんの様に少し道を誤れば……」
[メイン]
灰廻航一 :
恐ろしい事は、どのような弾みでも起こる
そして、願いが大きければ、大きいほど……被害も大きくなる
[メイン] 灰廻航一 : ……人がなろうとすること自体が、間違いではないのかと 思う事もある
[メイン] 灰廻航一 : けれど、まだ
[メイン] 灰廻航一 : 僕は、その誓いを違えようとは思えない
[メイン] 灰廻航一 : 「だから、まだ」
[メイン] 灰廻航一 : 「待っててね」
[メイン] 灰廻航一 : 星へ向け、また改めて誓いを立て前傾姿勢でパトロールを再開する
[メイン]
灰廻航一 :
今の時間は酔っ払いの人が多い
暴れてたり、介抱が必要な人がいないかしっかり見張らないと────
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] 灰廻航一 :
[メイン] ダークランス :
[メイン] ダークランス :
[メイン] ダークランス : Ending『あいつらなら』
[メイン] ダークランス : 任務を終える度にちょっとだけ考える
[メイン] ダークランス : 他の『きょうだい』なら と
[メイン]
ダークランス :
あの狂気を更に晴らせる事が出来る奴も居て
被害を抑えられるような奴も居て…
[メイン]
ダークランス :
でも少なくとも ここに居るのは俺だけで
俺一人で考えうる最善を取るしか無いんだよな
[メイン]
ダークランス :
…それはそれとして周りにガンガン頼るがな…
一人で突っ切るのはもう懲りた
[メイン]
ダークランス :
今回世話になった奴らに、後で土産でも持ってくか…大分好み別れてそうだけどな…
ついでに近くの『きょうだい』の分のも買ってくか
…背伸びてんのかな
[メイン]
ダークランス :
自分の深掘りに一区切りを付け、いつの間にやら他人を思う
一体誰に似たんだか… よっし
[メイン] ダークランス : 行くか
[メイン] ダークランス :
[メイン] ダークランス :
[メイン] ダークランス :
[メイン] 血小板 : ending『今日もはたらく、そしてなぞなぞ』 登場:血小板
[メイン]
血小板 :
明るい茶髪の、小柄な童女はUGN医療部チルドレン施設の寮にある休憩室で
えんぴつを手に持ち、日記に何かを書き込んでいた。
[メイン]
血小板 :
ある種の報告書のようなものではあるが
誰かに見せるというわけでもなく、自分がこれまでしてきたことを
自分が見返せるように、”人間”として進んできた歩みを見るために書き記しているものだ。
[メイン] 血小板 : 「んんん……」
[メイン] 血小板 : えんぴつの持ち手の部分を唇に当て、眉をへし曲げながら悩んでいる様子の血小板。
[メイン] 血小板 : 「……これは、本当に難しいです」
[メイン]
血小板 :
血小板は、このチルドレン施設で自分と同じような目覚めたばかりのRBの子ども達
そして優しい教官のお姉さんと一緒に、比較的平和な日々を送っている。
[メイン]
血小板 :
オーヴァードは”日常”があるからこそ、その身をジャームに落とさずに済む。
ゆえにチルドレンにも”日常”は与えられる。
血小板にとっても、この施設は大切な居場所となっている。
[メイン]
血小板 :
だからこそ、もしこの施設を失ってしまうようなことが起きてしまったら?
みんなが誰かによって、もういない存在にされてしまったら?
[メイン] 血小板 : さらに言えば─────
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 : レネゲイドが完治できるようになったら?
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 : 私達の存在は、一体どうなる?
[メイン] 血小板 : 奪われた人の苦しみを見てきたからこそ、募る不安さは確かに血小板の心の中に渦巻いていた。
[メイン] 血小板 : しかし、だからそこ、共に生きる仲間があり続ける限りは、前向きに、明るく元気に生きていこう。
[メイン] 血小板 : そう、思ったのであった。
[メイン] 血小板 : 「……これでよしっと!」
[メイン] 血小板 : 「ではでは!医療道具の補給に行って参ります!」
[メイン] 血小板 : とたとたと、休憩室の外へ駆け出す童女。
[メイン] 血小板 : 脈打つ限りは、彼女もまた”人間”だ。
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン] 血小板 :
[メイン]
Ally :
Ending theme『Sing so "Ally"』 作詞Ally、或いはお話/歌唱Ally
[メイン] Ally :
[メイン] Ally : 「Ah、困りました」
[メイン] Ally : 事件収束の報告を聞いたのは、未だ追い付かない道半ば
[メイン] Ally : おさらいしましょう、私はAlly、ただの歌う機械
[メイン] Ally : お仕事、やる事、あんまり向いてないと自覚してます
[メイン] Ally : …でも、今日は皆さんが、してくださりました?
[メイン] Ally : だから、良かった、大円団
[メイン] Ally : カチリ、最後のスイッチ
[メイン] Ally : 寂しい?悔しい?どっちが似合うかな
[メイン] Ally : まぁ、私のミスですもの、どちらも似合いませんね
[メイン] Ally : OK、それじゃあ最後に歌うのは応援歌?讃美歌?狂想曲?
[メイン] Ally : 否定、そこまでしたら、私は0です
[メイン] Ally : それは、多分失礼、だから
[メイン] Ally : Ending Thema、それだけでいい、ですよね
[メイン] Ally : 最後の最後、居ないのなら
[メイン] Ally : "永遠の不在証明"…ちょっと、キザったい?ですね
[メイン] Ally :
[メイン] Ally : 「だとして、私は歌う事しか、出来ませんもの」
[メイン] Ally :
[メイン] Ally :
[メイン] Ally : fin